釣り掛け

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釣り掛け

釣り掛け

釣り掛けは、電車古典的な駆動方式。吊り掛け釣掛吊掛とも表記する。

現在、非常に希少価値がある駆動方式だが、電気機関車では今でも一般的に使われている。

長所

  • 構造が単純、簡単。
  • 大型モーターにも使いやすい。
  • 最小限の構成の為、スペースに限りがある狭軌鉄道でも使いやすい。

短所

  • 高速運転に不向き。
  • 揺れが強い。*1
  • 騒音が激しい。
  • 部品が消耗しやすく、メンテナンスサイクルが短い。
  • 加速力がとても悪い。

歴史

1895年に登場した、日本初の電車釣り掛け駆動である。

しかし、釣り掛け駆動は線路条件の悪い日本にとっては電車の性能向上の制約になった。

1950年以降、カルダン駆動方式が導入され1960年代後半以降、釣り掛け電車は新規製造されなくなる。*2

そして、現在現役で運転しているのは、東武5050系名鉄6750系等のみである。*3

ちなみに、日本における狭軌最高速度記録、175km/hを1960年に樹立した、国鉄試験電車、クモヤ93形000号も、実は釣り掛け駆動だったりする。

写真は、今も現役で活躍している釣り掛け電車東武5050系です。

*1:「揺れる」と言うより、「跳ねる」の方が正しいかも知れない程だ。

*2:なお、車体更新車は1990年代に入ってからも製造された。

*3電気機関車を除く