20歳でJR完乗を目指す、或る鉄ヲタの日記

2007-08-08東日本旅行3日目

行程

発駅発時刻列車種別行先列番車番着駅着時刻距離(km)備考
氷見8:18普通高岡528Dキハ40-2092高岡8:5116.5 
高岡8:59普通富山431Mモハ418-14富山9:1818.8 
富山9:38普通直江津533Mクハ470-9直江津11:37117.8 
直江津11:54普通長野346Mモハ114-1185豊野13:1764.2 
豊野14:04普通戸狩野沢温泉137Dキハ111-210替佐14:218.8 
替佐15:40普通戸狩野沢温泉139Dキハ110-235戸狩野沢温泉16:0618.7 
戸狩野沢温泉16:12普通越後川口167Dキハ110-232横倉16:4419.1 
横倉16:56普通長野142Dキハ110-236信濃白鳥17:054.8 
信濃白鳥18:03普通越後川口141Dキハ110-230津南18:3216.1 
津南21:58普通森宮野原172D足滝22:065.4 

この旅行での総乗車距離

本日分累計
290.2804.4

新規乗車区間

  • JR路線
    • JR東日本
      • 飯山線 豊野~津南(57.9km)

旅行記

 唐島荘YHで2日分の疲れをすっかり癒した私は、宿の方に礼を言ってYHを後にし、

昨日と同様、バスで氷見駅に向かいました。


 昨日の旅行記で疲れたからバスに乗ったと言っていたのに、何で疲れてないのに

バスに乗ったのかって?


 いや~朝ってのはどうも苦手で…


 それは置いといて、氷見からは8:18発の普通列車で高岡へ。

もちろん、進行方向左側の、海側の席を確保します。


 列車が雨晴(あまはらし)を過ぎると…

そこには富山湾ごしに見える雄大な立山連峰が…

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 50点くらいかな…w

影はうっすら見えるんですがね。


 まぁ、私が北陸に来るときはだいたい天気が悪いことが多いので、

こうやって晴れてうっすらと見えるだけでもよしとしましょうか。


 ハイライトシーンを過ぎた氷見線は工業地帯に入ります。途中の伏木駅近くの

伏木港にはロシア船も就航するため、ロシア語も見られます。

一応写真は撮ってあるんですが、被写体が遠かったのでただのわけのわからない

記号になっていて載せられるもんではありませんorz


 いつか、ここから出るロシア船「ルーシー号」に乗ってシベリア鉄道の旅に

行くのが、私の鉄ヲタとしての夢でもありますw


 そして列車は高岡に定刻通り着。北陸本線の下り列車に乗り換えます。

このとき、某掲示板で有名になった、高岡駅のホームもどきの写真を上から撮りました。

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高岡駅の正面入り口入っていきなり現れるこのホームもどき、高岡駅の橋上駅化の暁には

どうなるか分からないので、興味のある方はお早めにお越しくださいw


 高岡で遭遇したのは「食パン列車」こと、国鉄型583系を普通列車用に改造した419系。

北陸本線敦賀以南直流化以前は、大阪を6:25に出て、京都湖西線に乗り換えて、

近江今津で乗り換える北陸本線直通の福井行きが、必ず419系だったので、

これを見ると、早々に北陸の雰囲気を味わえて、わくわくしたもんです。

ですが、現在、北陸本線を乗り鉄していてこの電車に会える確率は少なく、

少々寂しく感じます。もし乗りに行きたいと思うならお早めに…。

まぁ、旧車両を大切にすることに定評のあるJR西日本のことですから、

早々にはなくならないと思いますが…ってうわなにをするやめry


 高岡からわずか20分、富山でまた乗り換えです。次の電車は9:38の直江津行き。

乗車時間2時間の、本日所要時間最長の列車です。座席は進行方向左側を確保。

ここで北陸本線の富山以西の車窓に関するトリビアを。


 北陸本線は、富山県と新潟県の県境付近から日本海が間近に迫ってくるので、

海を眺めたい人はだいたい進行方向左側に座ります。私もそうですw

で、富山にはご存じ雄大な立山連峰があるので、山脈を眺めたい人は右側に座れば

いいのですが…


 実は、左側からでも、立山連峰ほどではないですが、山脈を眺めることができます。

これは、立山連峰を含む北アルプスの山塊が日本海の間近まで張り出しているため、

(ちなみにこの張り出した場所と海との境目に有名な親不知海岸があります)

富山平野を走る電車の進行方向左側からも少しだけ見事な山脈を眺めることができるのです。

一石二鳥の座席なのですw


 したがって、北陸本線富山以西を乗り鉄する場合は進行方向左側の座席を

確保することをわりと強くオススメしますw


 そしてこれが、進行方向左側から見た山脈。

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まぁこの季節はただの山影ですがw オススメするほどのもんじゃないみたいで、サーセンww 

一番いいのはやはり春先ですね…


 で、まぁそんな山あり海ありの車窓を楽しみつつ、電車は終点の直江津につきました。ついにJR東日本エリアに突入したわけで、ここから約1週間、JR東日本エリア内にとどまることになります。


 ここから、信越本線の新潟方面…ではなく長野方面へ。日本海とはおさらばします。

駅弁「さけめし」を買い、長野行きに乗りこみます。そして駅弁を頬張りながら、

長野方面を目指します。実はこの区間、何回か通ったことはあるのですが、(4/4の日記参照)

日中に通るのは初めてだったりしますw


 夏の鮮やかな緑の中を列車は走りぬけ、やがて、長野の3駅手前の豊野で下車。

飯山線はこの駅が始点ですが、このあと乗る飯山線列車は長野発。

なぜここで降りたのかというと、長野~豊野は既乗区間なのと、

豊野駅の様子がどんなのか見たかっただけなのですが…


 降りてみると、ホームの一部が工事中。なんでだろうか気になってると、

この駅、近々旧駅舎を取り壊して橋上の新駅舎に改築するとのこと。降りて正解ですたw

(ちなみにこの日記の執筆時点ではもう新駅舎に移行済み)


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これがその旧駅舎。なかなか面白い構造をしているので、無くなるのは残念です。

それと端がちょっと切れてるのが若干ショボーン( ´・ω・`)


 ここでは待ち時間がだいぶあるので、売店でアイスを買って食べながら、

次の飯山線列車を待ちます。


 そして、やってきたのは飯山線の戸狩野沢温泉行き。座席はすべて埋まっていましたが、

4駅先の替佐で降りるので、特に問題なしです。戸狩野沢温泉から先は、

列車の本数が半減しており、この列車に乗っても次の列車に乗っても、戸狩野沢温泉からは同じ列車に乗るので、戸狩野沢温泉までのどこかで途中下車しようと考えていました。

そして、列車の接近メロディに童謡「故郷」が使われていることで有名な、

替佐で途中下車することにしました。


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味のある駅舎&駅名板ですね~


 ここ替佐駅のある、長野県中野市の豊田地区は、「故郷」の作詞者の高野辰之博士の

故郷であるということで、替佐のホームでは列車が接近すると、「故郷」の他に

「春の小川」や「もみじ」が流れ、それらは季節によって変わるそうです。


 駅から外に出て、周りを散策してみようと思いましたが、大きい荷物があったので、

そんなに駅から離れることができずに、近くの溝とかを、子供よろしくしゃがんで

のぞいてみたりしました。その時、車が来たので、おそらく不審人物と思われたでしょうw


 そして待つこと1時間、列車がやってきました。そしておなじみのあのメロディが流れます。


♪う~さ~ぎ~お~いし~か~の~や~ま~…

実際はメロディだけです。

以前、豊後竹田で「荒城の月」がそのまま歌詞つきで流れていたのと対照的です。

まぁ原曲そのまま流すのは珍しいですがw


 それでも、いつ聴いてもいい曲であることには変わりありません。

私が、日本の童謡の中で一番好きだといっても過言ではない、それが「故郷」です。


 感動を胸に再び飯山線の乗客になります。戸狩野沢温泉で、越後川口行きに乗り換え。

戸狩野沢温泉のホームには道祖神が立っていました。

信州は道祖神が多いことで有名ですが、ここ野沢温泉も例外ではないようです。

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高くて頭が入りきりませんでしたorz


 列車は千曲川沿いを、新潟県に向けて走ります。TDNただの乗りつぶしの旅なら、

このまま新潟県の越後川口まで乗っていくところですが…、


 この日の行程は、途中の足滝駅で終わっています。微妙にこの後のネタバレなんですが、

足滝は行ってみるとわかりますが、周囲に宿泊施設はおろか民家すらない、林の中の駅です。

ここで1日の行程を終える理由は、勘のいい人なら分かると思います。


 ヒント:この駅には長椅子を備えた待合室があります。

 

 まぁそういうわけで、このまま足滝駅についても時間が早すぎるので

(むしろ終電で着かないといけないので)、暇つぶしのため、飯山線のいくつかの駅に、

途中下車していこうと思ったわけです。


 今から途中下車していく駅は、順に、横倉・信濃白鳥・津南です。津南は、

「温泉のある駅」としてある程度有名ですが、前2つの駅は、ネットで調べても、

あまりヒットしない、普通の無人駅です。しかし、私の経験上、別に何らかの理由で

有名だからとかではなく、なんとなく降りた駅で、意外な発見をすることが多いので、

(いずれも、駅名に惹かれて降りた(?)鹿児島本線のT代駅と熊本電鉄のH川駅で、

気さくな駅員さんや委託のおばさんに出会ったりとかw 九州旅行記参照。)

今回も若干そういうのに期待しつつ、飯山線暇つぶし途中下車ツアーを行いたいと思います。


 まず、横倉で下車。

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列車を降りると早速目に飛び込んできたのは、見事な花畑でした。

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さっそく、おいしい発見ができましたw


そして、駅舎は木造の、この村の風景に溶け込む、趣あるもの。いいですね~

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 12分というわずかな滞在時間でしたが、いい駅でした。


 続いて、今度は先ほどまでとは逆方向の列車に乗車。2駅戻って、信濃白鳥で下車。

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駅名としては珍しく、白鳥を「しらとり」と読む駅です(讃岐白鳥、美濃白鳥は「しろとり」)。

名字では普通「しらとり」と読むことが多いですけどね。


 似たような例に「白石」とかもありますね。日本には白石駅が4つもありますが、

いずれも読みは「しろいし」。他の旧国名が付く駅も「しろいし」と読むことが多いです。

唯一、武蔵白石の白石は「しらいし」ですが、これは人名由来です。


 こういった駅名の規則性(?)を考えるのも一興かもしれませんw


 話を戻して、この駅の中に気になるものが…

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駅舎の中に金庫がポツンと置かれている駅は、ここぐらいではw


 で、駅舎も横倉と同様、趣ある木造のもの。

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 ここは1時間ほど余裕があったので、駅の周りをちょっと散策してみました。

本人は童心に帰って楽しんでますが、替佐同様、傍から見ると、

どう見てもただの不審者です。本当にありがとうございました。

駅舎に戻ると、窓にアマガエルがへばりついていて白い腹を見せている様子が、

田舎らしくて面白く、癒されました。


 こういった風景、今の都会の子供はほとんど見る機会がないでしょうね…

だからなんだって感じですがw


 約1時間足らずの滞在の後、再び飯山線を新潟県方面へ。

森宮野原では、JR日本最高積雪地点を示す標柱が。高い…

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この森宮野原まで長野県。次の足滝から新潟県です。

次、下車するのはその足滝からさらに2駅進んだ、津南。

ここは前述したとおり温泉がある駅として有名で、下車の目的もはっきり言って、

温泉に入浴するため、です。


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駅舎2階が温泉施設「リバーサイド津南」。受付は1階、列車を降りて左に進むとあります。


 受付で精算を済ませて、2階に上がります。その階段の壁には、

SLの写真など、鉄道ファン垂涎の品が多く飾られていました。手早く服を脱いで浴場へ。


 泉質は単純温泉。窓からは、列車が見える温泉施設を謳っていることもあって、

確かに飯山線の線路が見えます。駅だから当たり前ですが…。

鉄ヲタ的に、本数が少ないのとキハ110系列しか来ないのはちょい残念w


 入浴後は、駅舎1階にある食堂へ。カツ重を注文。少し値段は張りますが、

コンビニでパン等を買うのと違い、まとまった食事ができるのはうれしいですね。


 その後、津南名物らしい木彫り熊のキーホルダーを買ったり、待合室でだらだらしたりしつつ、最終列車を待ちます。


 最終列車が発車する少し前に、待合室は消灯・施錠され、ホームで列車を待ちました。

ホームには、ポカリスウェットの缶が置いて(てか捨てて)あって、それに

その缶の長さの半分ある蛾が止まっていて、ちょっと驚きました。

(写真もとりましたが生理的に受け付けない人が多そうなので載せませんw)


 すでにあたりは、駅の灯りを除けば一面の闇。目の前の茂みからは何か出てきそうで少し怖かったですが、ここで怖がっていては駅寝(あ、言ってしまいましたw)などとんでもないので、ここは我慢。


 そして、21:58。森宮野原行きの最終列車が到着。無論、車内は貸し切り状態。


 8分で、足滝着。無論私は唯一の下車客。小さくもしっかりした待合室の灯りは、終列車は過ぎてもしばらく付いています。ただ、そのために駅舎の窓には多くの虫が…。言うまでもなく、虫嫌いにはおすすめできませんw


 駅の長椅子には、座布団が何枚かあって、それがふとん代わりになりました。


 翌日は始発に乗らないといけないので、手早く就寝準備を済ませていたら、うまい具合に待合室内が自動消灯。さあてすんなりと寝たいところですが…

何気にこのシチュエーション、私みたいなチキンにはものすごくハードなんですね。


 林の中にあるのであたりは一面の闇で、入ってくるのは月明かりくらい。

静寂の支配する中で、唯一聞こえてくる、虫や動物らしきものの鳴き声。

そんな状況の中で1人…


 はっきり言って、こんなところで安眠できるはずがありませんw(あほ


 結局、2時間くらいしか寝ることができず、4日目の朝を迎えることになります。

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8/8分、終わり。