2005-03-12知多四国八十八ヵ所巡礼 1回目
■ [旅行] 「知多四国八十八箇所巡礼 第1日目 第1番・第72番~第81番」
- 発心の動機など
ここ最近、精神的にしんどい日が続くこともあり、
「何か願掛けでもしてみようか」と思い立ちました。
という思いは前々からありましたが、四国は遠いため、
全部回ろうと思ったら時間もかかり、
費用もバカにならないので(苦笑)
なかなか実施には踏み切れていないです。
その代わりといってはあれですけど、
回ってみることにしました。こちらなら最も遠いところでも
そこまで本格的ではないですね、
ちょっと恥ずかしいし‥(^^;)
その代わり、場所的に近いこと&知多半島という狭い範囲で
全箇所回ることが出来るため、
「車でさくっと回るのではなく、全部歩き通そう」
という決心はしてみました。
それでも八十八箇所全部回ろうと思うと、
10日間位はかかるそうですが。もし歩き通す事が出来たら、
今度は四国に挑戦してみたいと思っています。
- 第一番「曹源寺」
前後駅までの途中に「中京競馬場前」駅があります(苦笑)
オッサンが多く、私も早くも馬の世界に飛んで
俗世間の煩悩まみれなひとときを
送ったりしてしまいました‥(^^;)
私の場合、競馬場まで行かなくても
煩悩はひとまず置いておき、
前後駅から少し歩き始めます。雨が降り出してきて、
「このまま雨が本降りになったら今日は中止だな」
と思いましたが、結局降ったのはこの時だけでしたね。
一番札所とはいえ、「知多四国八十八箇所」なんて
お寺自体も街中にある何の変哲もないお寺と
そうは変わらないですね。
一応「知多四国」ののぼりが立っているのと、
あと遍路は納経帳への押印があるため、
納経所には人がいる、というのが違いって感じカナ。
都心部のお寺って普段は無人のケースも多いですから。
さてここ曹源寺では、お参りを済ませた後、
納経所で納経帳を購入し、早速押印して貰いました。
筆でサインをしてくれるのかと思いきや、
スタンプを押すだけなんですね(^^;)
ちょっと拍子抜けって感じでした。
これだと、信心をしっかり持っていないと、
ただのスタンプラリーに
なってしまいかねないですな(^^;)
押印代として100円が必要になります。
全部集めると8,800円か‥
番外のお寺もあるので、1万円近くにはなりますね。
全部歩くとはいえ、前回歩いたところまでは
交通機関を使いますから、交通費もかかる事を考えると、
ましてや本家の四国ともなると、
宿泊代も要りますし。
今やお遍路も金持ちしか出来ない行為に
なってしまったのかも‥
- 次はワープして八十一番まで飛びました。
一番札所を終えたら、
次は二番札所に行くのが当たり前ですが、
今日は一気に八十一番札所・龍蔵寺に行きます。
この八十一番札所の近くに梅の花の名所・
佐布里池があり、今週が丁度満開とのことなので、
折角なら梅を見たい、
ということで先に回ってみることにしました。
それなら最初から八十一番札所に行けば
良いのかもしれませんが、
一番札所ではないと納経帳の入手が難しそうだったので。
前後駅から名鉄で寺本駅に向かいます。
電車は混み合っていましたねぇ。
まだまだ空港人気健在、といった感じでしょうか。
結構美味しい食事どころも揃っているようなので、
私も近いうちに行ってみたいなと思っています。
さて、八十一番・龍蔵寺で押印して貰った時に、
「お坊さん教えて下さい~」って思いましたけど、
そういう俗気のあるような事は言わないのかな、
という感じですね。気づいてしまった以上、
踏み倒すのはさすがに気がひけるので(^^;)
ちゃんと払って来ましたが‥(苦笑)
- 八十番・栖光院は石段もあって本格的
しかし田舎の道は歩道が無いのが当たり前なので、
背後からビューって感じで車に追い抜かれると、
ちょっとぞっとしますね。
歩き慣れていないとちょっと怖いですな。
次の八十番札所・栖光院は、仁王門や石段もあって、
本格的なお寺って感じでした(^^;)
門前には露店も出ていますし。
もっとも他の参拝客はいませんでしたけど。
しかし、鉄道の線路を横断したりして、
ちょっと複雑な道のりでしたけど、
迷わずにお寺に着くことが出来たのは、
これは弘法大師さまのお導きなのかもしれません‥
まさに「同行二人」ですな。
ガイドブックを持参して歩いていますが、
ガイドブックは地図的にそれほど詳細なものは無く、
ここまで結構大変でしたね。
途中の道筋にも、ほとんど案内板のようなモノは
ありませんし。加えて八十一→八十、といった感じで、
今は逆打ちしていますから、
看板があっても見逃しているだけなのかもしれませんが。
- 七十九番・妙楽寺は一粒で二度美味しい?(笑)
七十九番の妙楽寺は、
敷地内に番外の開山堂があることもあって、
1箇所で2つの押印がもらえます。
ちょっとラッキーかなって感じですね、
もっとも料金はきっちり200円必要ですけど(苦笑)
七十九番から七十八番はちょっと距離がありましたが、
火災にあった時に燃えずに焼け残った
大黒さまだそうですね。
ここの納経所のおばさんは親切で、
次の札所(私は変則的に回っているので、
この次は七十二番・慈雲寺になります。)
への手書きの地図と、加えて詳しい説明をしてくれました。
このおばさんの説明、非常に的確で有難かったです。
何しろ案内板がほとんど無いような巡礼路でしたからねぇ。
身に染みるらしいですけど、
こうやって巡礼していると、
人の親切が有難く思えますね。
- おやきのお店で休憩
七十二番・慈雲寺は本堂が工事中でお参りできず、
押印を貰うだけになってしまいました。
ちょっと味気ないって感じでしたね。
そして七十三番・正法院方面へ向かおうとすると、
途中におかきのお店がありました。
知多半島では「えびせんべいの里」が有名ですが、
ここ「おかき屋」も同じようなコンセプトらしく、
店内はおかきの試食が出来たり、
気になりましたけど(^^;)
加えてトイレも借りたりして、
ちょっとした休憩になりましたね。
こうやって落ち着ける場所があるのは
有難いって感じですね。
- 道を間違えて、先に佐布里の梅園へ
あやきの店のところで曲がると、
今度は山道に分け入って行くような感じです。
女の子の一人歩きは危なそうな場所ですね~。
さて、七十三番・正法院方面を目指していたのですが、
今日始めて道を間違えてしまって、
佐布里池の梅園の方に出てしまいました。
まぁもともと梅園にも行く予定をしていたので、
それほど問題は無いのですが、
これで帰りは巽ヶ丘方面ではなく、
行きと同じ寺本駅に出ることになるなぁ‥
という感じで、思いがけずも梅園に到着です。
大師様のご加護も今回は無かったのかなぁ‥(^^;)
「梅の館」の入口では菜の花が
咲きまくっているところとか、
昔と(とはいっても一年前ですが‥笑)
何ら変わらないですね。
今日見る限りでは少し盛りを過ぎたかな、という感じです。
まぁ、この佐布里池で開かれていた
「梅まつり」も先週まででしたし、
普通この地方だと、梅の見頃は2月末~3月上旬ですからね。
今年は咲くのが例年よりは少し遅めかなって感じです。
それでも今週ではちょっと遅すぎたかな、と(^^;)
菅原道真の「東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花
主無しとて 春を忘るな」という句を思い起こしたりして、
文学チックな気分に浸ったりしていました(^^;)
古代に歌に詠われたのは、
桜よりも梅のほうが多かったというのは
有名ですけど、暖房器具などない昔は
冬はもっと寒かっただろうし、
そんな寒い中咲く梅の花に、
昔の人々が思いを寄せていたというのも、
解るような気はしますね。
でもさすがに今日はちょっと寒いかな、
外で梅を見ながらお弁当でも食べる、
というのはちょっと不向きかなと思ったりして。
- そして今日の締めくくり、佐布里五箇寺
先ほど道を間違えてしまった七十三番札所は、
今行った佐布里の梅園から
さほど遠くないところにあります。
また、この一角に、
七十三番正法院~七十七番浄連寺までの
五箇所のお寺が固まっており、
短時間でまとめて押印を増やす事が
出来たりしてしまいます(笑)
巡礼の最初は、この五箇所一気押印と
佐布里の梅園鑑賞を兼ねてみました。
一気に沢山押印が増えるので、
やる気も出るだろうという感じですね(笑)
まず最初は、番号的には一番大きい
七十七番・浄連寺です。
そして並んでいる順に七十三番・正法院寺に行ったら、
ここで七十五番・誕生堂、
七十六番・如意寺とまとめて3箇所の
押印を貰ってしまいました。
う~む、参拝前の押印は、
個人的にはしたくなかったのですが、
これは不可抗力ということでやむを得ないですな。
勿論この2箇所もあとでしっかりとお参りしておきました。
ちなみにこの2寺は無人でしたね。
まぁもともと五つの寺全てが
冠号が同じ(雨宝山)ですから、
兄弟のような関係なのでしょう。
そして最後に七十四番・密厳寺にお参りして、
今日の巡礼はおしまいです。
う~む、今日は一日12キロ程度歩いたかな、
まだまだ体力的には大丈夫なのですが、
普通の靴だったため、
足がちょっと痛くなってしまいました。
今度来るときにはスニーカーでも
履いてこようと思います。
このペースなら続けられそうな感じですね、
範囲的に狭いので、今日一日でも十箇所位回れましたし。
今後も、今日のような五箇所が一つの場所に固まっている、
というケースは無さそうですが、
一日に五箇所くらいは回れそうなので、
先もある程度見えますし。
日帰り行8~10回位で、結願出来そうな感じですね。